任意整理をすると、和解や完済までどのくらいの期間になる?

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弁護士(司法書士)と任意整理の委任契約を結ぶと、貸金業者との和解交渉が始まります。では、任意整理にかかる期間はどのくらいでしょうか?

 

手続きの途中で不安にならないためにも、ある程度のスケジュール感は押さえておきましょう。

 

今回ご紹介するトピックはこちら
  • 任意整理の依頼から和解までの期間
  • 和解後から借金完済までの期間
  • ブラックリストに登録される期間とタイミング

任意整理の依頼から和解までの期間

弁護士に任意整理を依頼すると、弁護士から貸金業者に受任通知が発送されます。このとき、債務者の借入・返済が記録されている取引履歴の開示も要求します。

 

貸金業者から取引履歴が送られてきたら、利息制限法による金利の再計算を行い、正確な債務額を確定します。ここまでで約1〜2ヵ月ほどかかります。

 

その後、各貸金業者への返済計画を作成して、返済条件を交渉した後に和解契約を合意する、というのが一連の流れになります。

 

和解契約までの期間がどのくらいのかというと、約3〜4ヵ月が一般的な目安です。交渉する貸金業者の数にも影響されますが、交渉がスムーズに進むと2〜3ヵ月程度で和解できることもあります。

 

一方、過払い金が発生していて回収する必要があったり、交渉が上手く行かず長引いたりすると、4〜6ヵ月ほどかかることもあるようです。

任意整理手続きのスケジュール【まとめ】

  • 弁護士・司法書士に任意整理を依頼する

▼(即日〜2、3日後)

  • 貸金業者に受任通知を送付して、取引履歴の開示を求める

▼(依頼から約1〜2ヵ月後)

  • 取引履歴から金利の再計算を行い、正確な債務額を確定
  • 月々の返済額や返済期間などの返済計画立てる

▼(依頼から約3〜4ヵ月後)

  • 返済計画について貸金業者と交渉して月々の支払い額を確定
  • 和解が合意できたら支払いを再開

和解後から借金完済までの期間

未払利息や将来利息をカットできる任意整理ですが、過払い金が発生していなければ、借金の元本を返済しなければなりません。

 

和解契約で返済期間がどのように設定されるかというと、約3年間の分割払いが一般的です。つまり、借金の元本を36ヵ月払いで返済していくわけです。

 

ただし、36ヵ月払いで返済するのが難しい場合、最長5年間で和解することも可能です。返済期間は交渉次第の部分もありますが、毎月の収入と月々の返済額との兼ね合いで決まります。

 

もし、返済計画を立てるときに返済することが難しいと判明したら、個人再生や自己破産を検討することになります。

ブラックリストに登録される期間とタイミング

債務整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録されて、『ブラックリストに載る』という状態になります。

 

任意整理の場合、事故情報が登録されている期間は約5年です。この間は、借入はもちろん、ローンを組むこともクレジットカードを作ることもできません。

 

ブラックリストに登録されるタイミングですが、借金を完済してから登録されると思っている方もいるようですが、これは間違い。

 

登録されるのは、弁護士から発送された受任通知が貸金業者に届いた時点です。つまり、弁護士に任意整理を依頼するとほぼ同時に、貸金業者が所属している信用情報機関に事故情報が登録されることになります。

 

和解契約を結んで返済が滞りなく終われば、借金を完済してから1〜2年後には事故情報が消えます(個人差があります)。

 

その後、ローンを組んだりクレジットカードの新規作成ができるようになります。

 

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