過払い金返還請求の消滅時効と期限について解説します!

過払い金返還請求っていつまでできるんだろう…」こんな疑問はありませんか?

 

利息制限法(15〜20%)を超える約定利息を支払っていた場合、貸金業者に過払い金返還請求することができます。しかし、過払い金の請求には消滅時効があり、そのまま放置していると請求権を失ってしまいます。

 

もし、貸金業者と取引をしたことがあり、過払い金が発生しているなら、消滅時効にかかる前に過払い金請求をする必要があります。

 

では、過払い金返還請求の期限っていつまでなのでしょうか?

過払い金返還請求の期限はいつまで?

結論から言うと、過払い金返還請求できるのは、最終取引日から10年間です。

 

最終取引日というのは、借金を最後に返済した日(完済日)のことです。なので、取引が継続している間は、時効の計算はされません。

 

つまり、最後に返済した最終取引日から10年以内であれば、過払い金請求することができるわけです。

 

貸金業者の多くは、2007〜2008年にかけて貸付金の利率を引き下げています。ですから、2008年以降に借金している場合は、過払い金が発生している見込みは少ないでしょう。

 

しかし、それ以前から継続的に借入している場合、過払い金が発生している可能性が高いので、早めに確認することをおすすめします。

最終取引日から10年経過すると、過払い金は取り戻せない?

最終取引日から10年経過してしまうと、過払い金請求ができなくなるのでしょうか?

 

消滅時効の10年は、取引全体の最終取引日から計算することになっています。

 

例えば、1回目の借金は10年以上前に完済して、その後すぐに同じ貸金業者から2回目の借金をした場合、継続した取引とみなして過払い金請求ができます。

 

取引を中断していても、1つの基本契約で完済してから1年未満に新たな借入があるなら、一連の継続した取引となります。つまり、最終取引日は2回目の借金を支払い終わった完済日になるわけです。

 

また、残っていた借金を完済して新しい借金をする「借り換え」の場合も、連続した取引になり、完済が10年以上前でも過払い金請求ができます。

 

ただし、一連の継続した取引として認められるのは、完済してから新たな借入まで1年未満であることが一般的です。

 

裁判所では、1年以上の期間再び借入がなかった場合は、完済日が最終取引日と判断されることもあるようです。

 

この点は、契約の内容や期間によって裁判所の判断も異なることがあるので、債務整理の専門家に相談した方がいいでしょう。

過払い金請求はできるだけ早めに!

過払い金返還請求の時効は、最終取引日から10年が期限になります。

 

最終取引日から10年以内であれば、過払い金請求できるし、10年経過していても過払い金請求することが可能な場合があります。

 

ただし、貸金業者やカード会社が倒産すると、その業者から過払い金を取り戻すことは難しくなるので、早めに過払い金請求の検討をしましょう。